「増値税」
「増値税」、それは中国で商売(ビジネス)をやるには絶対に知っておかなくてはいけない言葉。
この「増値税」という3文字に、どれだけ多くの日本人(外国人)が泣かされてきたことか。
平たく言えば、日本の消費税だと思って下さい。
日本国内で売り買いすると、必ず消費税がかかります。
これと同じように中国で売り買いすると、同じく増値税がかかります。税率はなんと17%!!!
消費税のような類いの税金は、あくまでもその国の中での商売にかかってくるものであるから、輸出品に関し
ては免税となるのが当然です。
輸出品は、そこの国に輸入された時に、そこの国の税率で税金がかかります。
日本の場合は消費税として5%、中国の場合は増値税として17%が、輸入品にかかってきます。
よって輸出の際には、この類いの税金はかからないのが普通なのですが・・・・
しかし徴収名人・中国は黙っていなかった!!!
輸出品にも、この増値税17%を、なんのためらいもなくかけてきます。
「ちゃんと輸出できてから、あとで返すよ。」
こう中国サイドは主張してますが、なんと返すのは17%ではなく、13%!!!!なんでやねん。
「まあ13%はちゃんと返ってくるのでいいか」と、ついつい思ってしまうのですが、4%はやはり大きいで。
4%は一体どうなってるの?
「心配しないで下さい、ちゃんと中国政府の取り分となってますから〜、残念!」、こんな感じですわ。
中国みたいな大国が、貿易金額の4%を取り分としている。まさに巨大な悪徳中抜き業者となっている
この現実!!
しかし悲劇はこれだけでは終わらないところが、中国5000年の奥深いところ!
返ってくるはずの13%が、返ってこない!?!?
そんな馬鹿な・・・・マジで?・・・・・
マジです!!
本来なら自分のお金であるはずの13%をもらうには、かなり大変な手続きが必要な上、期間も3ケ月以内と
決められており、時間にはルーズな国が、この時ばかりはルーズではなく、きちっと対応しており、1日でも
過ぎたら、還付を受ける権利はめでたく消滅!!
「手続きが複雑でもちゃんと期間内に手続きが出来ればええだけの問題やん。」
このように考える人はいると思いますが、これだけではないのですよ〜
無事、期間内に手続きを終えた。けどお金はいつまで待っても返ってこない!!!
さすが中国!! 万歳!万歳!
そうです。ちゃんと返ってこないことが起こっているのです。(特に広東省などの華南地区!!)
この時ばかりは、時間にルーズな国に逆戻りし、期間がきても返さない、となります。
挙句の果てに、返すべきお金を使ってしまったので、お金がないからあきらめろだの、返してほしかったら金
額をまけろだの、、、、、、、、
信じられない事を、平気で言ってきます。
「そんな無茶な要求は断固拒否すべし。」
そんな男らしい人も居ましたが、逆に役人達から目をつけられ嫌がらせされて、他の業務に支障が出てました。
一体我々はどうすればいいの?なんて嘆きの声も聞きますが、なんでも商売をする中国では心配いりません。
うちの会社(上海)の場合、輸出の際には、輸出入代理会社を通して輸出してます。当然代理費用は(1%)
はとられます。その際に、インボイス、船荷証券等の名前全て、うちの会社ではなく、この輸出入代理会社と
します。そして外国からの振込み先もこの輸出入会社とし、うちの会社からはこの輸出入会社に対して、人民
元で請求する。
こうする事で、増値税の還付手続き等は全てこの輸出入代理会社がやってくれますし、この場合は、この輸出
入代理会社がちゃんとお金をとってくれます。
なんというありがたい会社。と、思いきや、
ちゃんと、還付された増値税13%に対して、しっかりと2%の手数料はとってますから〜、残念。
しかし、おけげでうちの場合は、半年から1年以内には、返ってきますよ。(これはかなり短いほうです!)
うちみたいな中小企業の場合、資金繰りが大変なので、増値税還付をあてにして資金繰り計画を組む。
このような事は自殺行為なので絶対にやめて下さいね!!
「あてには出来ぬ増値税、返ってくるなんてあきらめろ。返ってきたらもうけもの。」
こう割り切って考えないと、中国ではビジネスは出来ません。
「増値税」、今日も誰かが泣いている・・・・・・・