「外地人!?」

 

 中国に来て初めに覚えた差別用語かな。

 

 しかし、都会に住む多くの中国人は、「外地人は別に差別用語じゃない」と、反論すること間違いなし。

 

 

 しかし、しかし・・・本当にはたしてそうか?

 

 「いや!違うのではないか。」・・・・これが外国人である僕の率直な意見である。

 

 「外地人」、ピンインではwai di ren と表記し、発音では「ワイ ディ レン」と言います。

 

 直訳すれば「他の土地の人」で、ようは「地元じゃない人」っていう意味である。

 

 

 しかし、特に上海などの都会の人は、田舎から出てきた人達のことを、このように呼んで区別(?)してます。

 

 中国では、地元意識が大変強く、地元には地元の言葉があり、その地元人どうしは地元語で話しします。

 

 上海だって上海語、広州だって広東語・・・というように。

 

 中国の標準語は、「普通語」と言い、北京語に近い言葉となっており、小学校の授業からは普通語で行うので、

 

 普通に義務教育を受けた人はたいてい話すことが出来ます。

 

 しかし、地元の言葉と、普通語は全く似通っていないので、他の土地で普通語を話すと、一発で、外地人と

 

 ばれてしまいます。

 

よってすぐに区別される環境なのです。

 

 

特に都会の人は、外地人に対しては、かなりきついし、厳しいし、冷たい・・・・・

 

「同じ中国人、仲良くしよう」って、発想は、気持ちいいくらい全くなし!!!

 

上海人は特に外地人に対しては厳しい。

 

 

「外地人が居なければ、上海はもっと良くなるのに。」

 

「あの人は○○人、私(僕)は上海人。」

 

「外地人は嫌い!!!」

 

「外地人とは関わりたくない。」

 

「外地人とは仲良くしたくない。」

 

これら言葉は、実際に僕が耳にした言葉。

 

たしかに上海では、外地人による犯罪が多いのも事実なので、上海人のこういった気持ちが全く理解できな

 

い訳ではないが、上海の警察も、悪い人=外地人という感じで取り締まっている感じである。

 

 

上海で聞いた話しだが、こんな悲劇な話しもある。(真偽は定かではないが・・・)

 

安徽省の大学生の男の子が、上海に遊びに来てて、身分証をなくした。

 

そのまま上海で遊んでいたが、夜分遅くなってしまい、警察の職務質問にあった。

 

身分証の提示を求められたので、失くしている旨を伝えたが、その場で連行され、そのままブタ箱に・・・

 

しかも上海人の凶悪犯の中に入れられ、リンチされ、翌日には死亡・・・

 

 

同じ中国人やのに、こんな事が起こっているなんて・・・・・ほんま悲しいわ。

 

共産主義って言うたら、「みんな平等!!」「差別反対!!」ちゃうんかいな?

 

 

中国人に、「みんな平等が共産主義やろ。」って、聞くと、

 

多くの中国人が、こう言います。

 

「それは単なる理想。みんな平等なんてあり得ない。」と、

 

これが共産国家・中国の実態です。