「野次馬!!」
上海にて、歩いていたところ、前方にかなり大きい人だかりが・・・・
群集の波は車道を完全に遮り、何やらわいわいがやがやと叫んでます。
大きな事故でもあったのでは、と思い、群集の中に身を投じると、その輪の中心には、バイクと自転車と、お
ばちゃんが2匹生息して・・・、いや2人いました。
二人のおばちゃんは、お互いを機関銃のように口撃しあってました。
その勢いはすさまじく、お互いが一歩も引かぬ白熱したものですが、事故自体は全然たいした事ありません。
しかし、そうこうしているうちに、野次馬がどんどんと集まってきてます。
まさに人はわいてくるかのように・・・・
何故、こんな小さな事故如きで、こうも人が集まるのか?
この率直な疑問を、中国人スタッフに尋ねてみました。
「野次馬は中国の文化ですよ。」
「野次馬が文化?ようわからんわ?」
「中国人はそういう行為(野次馬)が大好きで、何かあると絶対に集まっていくんですよ。この精神ははるか
昔からあって、5万の軍勢と、10万の軍勢との戦いがあったとしたら、その戦いを見ている野次馬は20〜
30万人は居る。というようなこともたくさんあったんですよ。」(お前見たんかって思いつつ)
「まじで、ほんま?野次馬にも犠牲者は出るんとちゃうん?」
「(犠牲者は)当然出ますよ。逃げる群衆と一緒に軍勢も入っていくなんてしょっちゅうですよ。」
びっくり!!いくら暇やからって、いくら興味があるからって、命かけてまで、戦いを野次馬せんでええやろ。
しかも軍勢よりも野次馬のほうが多いやん。
「野次馬が文化!?」
中国5000年の奥深さを再認識しました。