共和ゴム株式会社

ボルトナット防錆キャップ
「まもるくん®」

カタログ

KK-190041-VE
NETIS(国土交通省 新技術情報提供システム)

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Q&A (よくある質問)

Q. NETISに登録済み?

A. NETISに登録済です。番号はKK-190041-VEとなっております。

Q. 耐候性は大丈夫?黄変したら目視確認できなくなそうだけど…?

A. サンシャインカーボンアーク灯式対候性試験を1500時間(野外で10年相当)行い、黄変は1.6%しか認められませんでした。高品質ポリカーボネートは、近年では信号機や自動車にも採用されております。

Q. 振動試験は行った?

A. 米国航空宇宙規格のNAS振動試験を行っており、約17分間、3万回の振動回数で僅か3°程度しか緩みが確認されませんでした。なお、NAS振動試験の合格基準は、上記の条件下で360°未満となっております。

Q. 水密性は大丈夫?

A. まもるくんの設置面に使用されるEPDMゴム防水パッキンをIPX7規格の水密性試験(IPX基準となる水圧0.01Mpaにおいて、30分間)を行いましたが浸水はありませんでした。

Q. でもゴムパッキンは劣化するでしょ?

A. まもるくんに使用されるEPDM40(40は硬度)をアレニウスの法則に基づき、115°の恒温槽に342時間(25℃の20年相当)経過させ、劣化(硬化)させた状態で、上記の水密性試験(IPX7規格)を行いましたが、浸水はなく、ひび割れなどもありませんでした。また、EPDM70(まもるくんのゴムパッキンがここまでの硬度になる為には40年必要)の条件下で同様の試験を行いましたが、これでも浸水は見られませんでした。

Q. CCT試験(複合サイクル試験)ってなに?

A. 「JASO M609-91」に基づく試験であり、塩水噴霧試験よりも遥かに厳しい試験となっております。塩水噴霧を2時間(温度35℃ 塩水濃度5%)行った後に、乾燥を4時間(温度は60℃)行い、湿潤を2時間(温度50℃ 相対湿度95%RH以上)の計8時間で1サイクル行います。200サイクルで沿岸部の10年相当の結果を出すことが出来ます。まもるくんはこのCCT試験を600サイクル行いましたが、赤錆は確認されませんでした。

Q. アンカーボルトに亜鉛メッキ塗装しているのだけどはまらないのでは?

A. 弊社のまもるくんは、亜鉛メッキ塗装550㎜まで対応できるように、掛かりしろ部分に余裕を持たせて設計しておりますので、亜鉛メッキ塗装が施されていたとしても施工可能です。

Q. 高力ボルトのねじ部分がプライマー塗装で埋まってしまったり、ねじ部分がそもそも飛び出してないのだけどちゃんと使用できるの?

A. まもるくんはアンカーボルト用の手締めタイプだけでなく、高力ボルト用のナット固定式タイプもありますので、対応可能です。

Q. 高力ボルト頭用のまもるくんもあるの?

A. 六角ボルト用、トルシアボルト用どちらもあります。材質はEPDMゴムです。六角ボルト用は止水スポンジパッキンと併用することで施工が可能です。トルシアボルト用は頭頂部に磁石が埋め込まれており、はめ込むだけで施工することが出来ます。どちらも充填剤・コーキングは不要となっております。先述した「NAS振動試験」「IPX7規格の水密性試験」それぞれに合格しております。F11Tなどの静的破壊(遅れ破壊)による落下防止対策として2~16個連結しております。連結部分は施工性を重視する為、ハサミやカッターなどでカットする事が可能です。

Q. 融雪剤・凍結防止剤への耐性は?

A. 高品質ポリカーボネートとEPDMゴムは、高い耐薬品性、耐熱性、耐油性に優れておりますので、まったく問題ないです。

Q. 内部に結露(水滴)が発生するのだけど、これは想定事項?

A. 想定事項です。まもるくん内部の、空気中に含む水分が結露となって出てきます。キャップの内部を真空にすることはできないので、まもるくんを取り付けても、その内部の水分だけは接触してしまうという事になります。ただ、EPDMゴム防水パッキンを設置面に使用しているので、まもるくん内部の水分の量は常に一定です。そもそも、キャップを取り付けているのにも関わらず、結露が発生していないというのであれば、水密性が全くないことの証明であり、常にボルト部分が外部環境と接触状態にあり、防錆効果がないと言えます。まもるくんを取り付けた際の気候状況(温度と湿度)によって、まもるくん取り付け後の内部の水分量(飽和水蒸気量)が決定されます。暖かく、かつ湿度が高い空気ほど飽和水蒸気量は多くなりますので、暖かく、かつ湿度が高い時にまもるくんを取り付け、寒く、湿度が下がったら、外部環境とまもるくん内部の環境の差で飽和水蒸気量が水滴となって現れます。もし、結露が気になるのであれば、飽和水蒸気量が低くなる、気温の低い時期に施工・再施工を行っていただけたら、解消できます。
※結露発生のメカニズムの例
気温30℃、湿度50%の条件下なら15.2g/㎥の水蒸気が含まれております。
15.2g/㎥の水蒸気量がそのままで、気温が0℃の状態になった場合は、飽和水蒸気量は4.8g/㎥となり、10.4g/㎥の水分が結露として発生します。結露が発生するという事は、外部環境とそれだけの隔離があるという事の証明であります。

Q. たたき点検を行うのだけどその際に邪魔にならない?

A. まもるくんは取り外し・取り付けが自由で一度取り付けてしまっても再利用可能となっております。

Q. 外径が広いように見えるけど…。

A. 弊社のまもるくんは、ワッシャー部までしっかりと防錆効果を働かせる為に、外形を広くとっております。ボルトとボルト同士、ボルトと柱部分が極めて近い距離で隣接している場合は、施工が出来ない可能性があるので注意が必要です。

Q. 高くない?

A. 他社製品と同価格となっております。

Q. 盗まれない?

A. 取り外し・再利用が不可能になりますが、掛かりしろ部分に接着剤を塗布した上で施工することで対策は可能です。海外の事例ですが、ミャンマーのミャオマ大橋にて、そのような処置を行いました。

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