多層成型ゴム
特徴
様々な素材と一体成型させることが可能です。
異種ゴム同士の一体成型や、布、金属、プラスチックなどの素材とゴムとの一体成型品など多層ゴム成型をしております。
ただ単に接着剤などを用いて接着して一体化する訳ではなく、ゴム成型用金型の中に、一体化させるそれぞれの材料を仕込んで、金型内で、加硫接着させて一体化させる方法です。
よって通常の接着よりは、接着強度がかなりUPしております。
(異種ゴム同士の場合は、引き剥がし強度としては「材料破壊」となります)
特徴1異種材料どうしの複層一体成形が出来ます!!
非常に軟らかく、圧縮変形に良く追従する超軟質ゴムを内側に、高強度で耐久性に優れた高硬度ゴムを外側に、一体成形することができます。
特徴2異種材料どうしの複層一体成形が出来ます!!
SBRとEPDMのように極性の違う合成ゴムどうしの2層一体成形、耐熱性プラスチック(ナイロン、PPSなど)と合成ゴムとの一体成形、水膨張不織布や金属など+硬質ゴム+軟質ゴムなどの3層一体成形も出来ます。
参考事例 CASE1:3層成型ゴム
「軟質ゴム(NR+EPDM系)」+「高硬質ゴム(SBR系)」+「水膨張不織布」
その他の事例
3層成型
- 「中硬度ゴム(SBR系)」+「高硬質ゴム(SBR系)」「水膨張不織布」
2層成型
- 「高硬度ゴム(SBR系)」+「軟質ゴム(EPDM系)」
- 「超軟質ゴム(EPDM系)」+「水膨張不織布」
- 「中硬度ゴム(SBR系)」+「軟質ゴム(NRゴム)」
- 「ナイロン樹脂(PA)」+「中硬度ゴム(NBR系)」
- 「金属」+「中硬度ゴム(SBR、NBR系など)」
- 「ポリカーボネード(PC)」+「軟質ゴム(EPDM系)」
どんなことでもご相談ください。
専門研究スタッフと技術開発チームが御社だけの成型品のご提案をいたします。
採用事例
3層成型
- 下水道リブ管用支管継手
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内面 変形性とシール性が必要なので超軟質ゴム 表面 強度が必要なので高硬度ゴム 上部 可とう性、変形性が必要なので一般硬度ゴム
2層成型
- 電気、通信工事に使われる地中埋設管用継手 (1)
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外側 強度が必要なので高硬度ゴム 内側 シール性が必要なので低硬度ゴム - 電気、通信工事に使われる地中埋設管用継手 (2)
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上部 可とう性が必要なので一般硬度ゴム 下部 強度が必要なので高硬度ゴム - 電気工事用ハンドホール継手(詳しくはなんでも継手をご覧ください)なんでも継手はこちら
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高い変形性と優れた防水性が必要なので、超軟質ゴムと水膨張不織布との
一体成型した特殊ゴムシートをトムソン型で打ち抜いてパッキンとして使用 - 膝、足首の リハビリ、トレーニング用グッズ
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上部 体重を支えるために高硬度ゴム 下部 クッション性が必要なので一般高度ゴム - 大口径ヒューム管耐震用可とう性ゴムリング
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内径部(下部) 保持力が必要なので一般高度ゴム 外径部(上部) 施工性、可とう性が必要なので軟質ゴム
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