共和ゴム株式会社

なんでも継手®Nandemo Tsugite

カタログ

電気・通信ハンドホール用継手 なんでも継手®特許登録! 簡単施工! 高い止水性! 難燃性!

「なんでも継手®」は、電線、電力ケーブル、通信ケーブルなどの地中埋設工事に欠かせない、ハンドホールとFEP管を接続する継手です。近年、電線共同溝工事、無電柱化工事などなどに多く実績が出てきております。ハンドホールにあらかじめ受け継手を取り付けておき、現場でFEP管を差込継手に装着するだけで、ワンタッチでハンドホールに接続でき、施工性の大幅UPが可能です。

「美しく安全で快適なまちづくりへ」無電柱化の推進 「なんでも継手®は、無電柱化の推進をバックアップします!」

  • 無電柱化の推進に関する法律(平成28年)
  • 国土交通省「無電柱化推進計画」(令和3年5月)

防災性の向上、安全性・快適性の確保、良好な景観形成の観点から実施されてきた無電柱化ですが、近年、災害の激甚化・頻発化で、特に台風や豪雨等の災害では、倒木や飛来物起因の電柱倒壊による停電並びに通信障害が長期間に及ぶケースも報告されており、電力や通信のレジリエンス強化も含めて、さらなる無電柱化の推進が求められています。

 

特長

なんでも継手 構造
ゴムパッキン不使用で接続しやすい!カチンというまで押し込むだけ 水膨張不織布でしっかり止水! ねじこむだけ、押し込むだけの簡単接続 水膨張不織布 FEP管+差込継手 受け継手 水膨張不織布 スパイラルタイプの場合 独立山タイプの場合
● 施工性 大幅UP!

現場で簡単に接続でき、すぐに埋め戻しができます。

● 高い止水性!

水膨張不織布による高い止水能力
「電線共同溝管路材試験 実施マニュアル 3.3.9水密試験」 水圧0.05MPa × 5分間 水漏れなし!
当社では、業界規格値より厳しい社内水密性基準(0.1MPa×15分間)を定め、止水試験をして漏水がないことを確認しております。※ 記載されている数値を保証するものではありません。

● 難燃性!

UL規格V-2レベル相当の難燃性を有しています。
耐寒性PPガラス繊維に難燃配合を施しており、従来のポリエチレンより大幅に強度と耐熱性もUPしています。

● 滑剤不要!

止水材には水膨張不織布を使用しており、ゴムパッキンを使用していない為、滑剤の塗布やテープ巻き等の必要がありません。
軽い力でカチンと音がするまで押し込むだけでOK。

● ほとんど全て*のFEP管に対応!

メーカーごとのアタッチメント等は不要です。

FEP管スパイラル スパイラルタイプ 全てのFEP管に対応(2021年8月現在)
・古河電工㈱社製「エフレックス」
・東拓工業㈱社製「TACレックス」
・タイガースポリマー㈱社製「タイレックス」
・カナフレックス㈱社製「カナレックス」
FEP管独立山 独立山タイプ 未来工業㈱社製「ミラレックス」
(*カナフレックス社製「NEWカナレックス」は非対応となります)
角型FEP 角型タイプ *東拓工業㈱社製「角型TACレックス」、
古河電気工業㈱社製「角型エフレックス」に対応

 

受け継手 ( ハンドホール側 )

Aタイプ :エポキシ樹脂で接続(従来タイプ)

なんでも継手Aタイプ
なんでも継手Aタイプ施工図

エポキシ樹脂やモルタルで、受け継手をハンドホールに取り付けます。

サイズ ベルマウス
外径
適応壁厚 適応削孔径
通常タイプ ロングタイプ
φ30 φ65 145mm未満 195mm未満 φ46~φ50
φ40 φ75 145mm未満 195mm未満 φ56~φ60
φ50 φ95 140mm未満 190mm未満 φ66~φ70
φ65 φ110 135mm未満 185mm未満 φ85~φ90
φ80 φ125 135mm未満 185mm未満 φ100~φ105
φ100 φ150 135mm未満 185mm未満 φ120~φ125
φ125 φ195 ~215mm φ150~φ160
φ150 φ220 φ175~φ185

※独立山タイプにはφ100までの対応となります。

ハンドホールへの取り付け


なんでも継手® Aタイプ部品

エポキシ樹脂にて取付
(表側)

エポキシ樹脂にて取付
(裏側)

エポキシ樹脂硬化後
(表側)

エポキシ樹脂硬化後
(裏側)

取付完了

Bタイプ :ブッシングで接続 NEW(簡単施工!)

なんでも継手Bタイプ

エポキシ樹脂やモルタルなど一切使用しない乾式タイプで、特殊パッキン付ベルマウスと特殊パッキン付ブッシングでハンドホール壁面をはさみ込んで取り付け、止水します。

サイズ ベルマウス
外径
適応壁厚 適応削孔径
通常タイプ ロングタイプ
φ30 φ65 100mm未満 100~150mm φ46~φ50
φ40 φ75 φ56~φ60
φ50 φ95 φ66~φ70
φ65 φ110 φ85~φ90
φ80 φ125 φ100~φ105
φ100 φ150 φ120~φ125
φ125 φ195 ~150mm φ150~φ160
φ150 φ220 φ175~φ185

※独立山タイプにはφ100までの対応となります。

ハンドホールへの取り付け


なんでも継手® Bタイプ部品

ハンドホールに
受け継手を挿入

ハンドホールに
ベルマウス取付

ブッシングを手締め

 スパナによるブッシング
締付(φ50~)

取付完了

 

差込継手 ( FEP管側 )

スパイラル管用(標準品)

なんでも継手スパイラル管用差込継手

現在市場にある、全てのFEP管スパイラル管(古河電工、東拓工業、タイガースポリマー、カナフレックス)に対応(2021年9月現在)

サイズ
φ30 φ40 φ50 φ65 φ80 φ100 φ125 φ150

独立山用

なんでも継手独立山用差込継手

未来工業(株)社製「ミラレックス F」に対応しております。
(*「ミラレックス MFX」と、カナフレックス社製「NEWカナレックス」には非対応となります)

サイズ
φ30 φ40 φ50 φ65 φ80 φ100

(φ100までとなります)

角型FEP用 NEW

なんでも継手角型FEP用差込継手

なんでも継手®に角型FEP用が登場!
丸型の削孔に取付可!ハンドホールの 納期待ちを解消! 特注加工(箱抜き)不要で、在庫品のハンドホールが利用できます。
● 全てのサイズで、差込荷重150N以内! 楽々施工!

サイズ(FEP、差込継手) 50 75 81 100 130 150
対応受け継手 φ50 φ80 φ100 φ125 φ150
ベルマウス外径 φ95 φ125 φ150 φ195 φ220

東拓工業㈱社製「角型TACレックス」、古河電気工業㈱社製「角型エフレックス」のみに対応。

離間距離

削孔の離間距離にご注意ください。
ベルマウスの外径に応じた離間距離が必要です。

角型FEPの場合はハンドホール近くで管相互の隙間があきます。

水密性試験

試験方法

電線共同溝管路材試験 実施マニュアル3.3.9準拠

  1.  試験器にハンドホール継手(なんでも継手®)を取り付け,FEP管を用意する。
  2. FEP管側はキャップを取り付け,漏水のないようにエポキシ樹脂,及びシーリングテープ、水密保護テープ、ビニールテープで固定する。
  3. 水圧試験器にて0.05MPaの外水圧を5分間かけ,なんでも継手®の内部に漏水がないかを確認する。
  4. 上記試験方法にて、各社FEP管の各サイズの試験を実施する。

試験結果

0.05MPa × 5分間 漏水無し!

電線共同溝管路材試験
実施マニュアル 3.3.9 基準
社内試験基準
0.05MPa 0.1MPa
5分間 15分間 15分間
A社 各社サイズ
B社 各社サイズ
C社 各社サイズ
D社 各社サイズ
E社 各社サイズ
共和ゴムでは、
より厳しい基準での
試験を実施しております

※ 記載されている数値を保証するものではありません。

引張試験

試験方法

  1.  なんでも継手®の受け継手と差込継手を接続し、引張試験機にセットする。
  2. 徐々に荷重をかけてゆき、既定の引張荷重に達しても、接続部に異常がないことを確認する。
  3. 上記試験方法にて、各社FEP管の各サイズの試験を実施する。
既定の引張荷重
●スパイラルタイプ、独立山タイプ

サイズ 荷重(N)
φ30 700
φ40 1,000
φ50 1,300
φ65 1,400
φ80 1,600
φ100 1,800
Φ125 2,000
Φ150 2,500
●角型FEP

サイズ 荷重(N)
50 500
65 500
81 500
100 800
130 800
150 800

試験結果

すべてのFEP管で、規定荷重にて破損無し

スパイラル 独立山 角型
A社 各社サイズ
B社 各社サイズ
C社 各社サイズ
D社 各社サイズ
E社 各社サイズ

※ 記載されている数値を保証するものではありません。

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