平素より大変お世話になっております。
共和ゴム(株)枚方工場で工場長を務めてさせて頂いております松本です。
共和ゴムのゴム製造部門では下記6名の外国籍スタッフを採用してゴム製品を作っております。
ベトナム籍正社員 1名
ベトナム籍派遣社員 1名
ベトナム籍技能実習生 3名
中国籍パート社員 1名
スタッフの育成は日本人でもとても難しいのですが、外国人となると更に難しさが増します。
ベトナム人技能実習生の第一期生は今年4月で期間満了し、5月から第二期生が来日しました。
第一期生の育成にはかなり苦労しました。
日本人育成も大変ですが、外国籍授業員の育成は言語の壁もあるため、もっと難しく本当に苦労しております。
ただ外国人国籍の従業員が6名も所属しているため、この「育成」という問題には真摯に、前向きに取り組んでいかなければなりません。技能実習生の育成に取り組む中で、相談しないことが原因でミスが発生する場面が多々あり、根本的な仕組みの改革が必要だと感じました。
育成の難しさと課題
そこで<<育成(相談)の仕組み>>を試して見ようと思います。
これは「前日までに解決できなかった課題について、朝礼で相談相手(先輩や上司)を指名し、アドバイスを受けることで、分からないままにせず、確実に理解を深める」仕組みです。
詳しくは、以下のフロー図をご覧ください。
実習生が着実に成長できるようこの新しい仕組みを実行し、課題があれば改善していきます。
ここで第二期生の技能実習生を紹介致します。
第二期 技能実習生
左:ANさん、中央:KHOAさん、右:HAIさん
ベトナムでは大学も卒業し社会人として働いていましたが、一念発起して日本へ技能実習生の道を選んで来日しました。学習意欲が高く、何事にも前向きで、三人の中でリーダー的存在です。
高身長で大柄なのに大変温厚で笑顔が可愛いです。日本のアニメが大好きで、日本の歴史にも興味があり、特に神社参拝にも興味があります。まさか伊弉諾(イザナギ)、伊弉冉(イザナミ)、素戔嗚(スサノオ)などの日本神話の神々も知っているとは驚きです。三人の中で一番日本愛が強く、夢は「日本に永住し、家族も全員日本に呼びたい」とのこと。会社として夢の実現を応援していきます。
最年少です。サッカーをずっとやっており体力には自信があるようで、またハキハキした好青年です。また料理が大得意らしく、一緒に住んでるANさん、KHOAさんも大絶賛!若いのに料理もスポーツも出来るって凄いです。
しっかりと育成し、三人の成長を促し、貴重な戦力として頑張ってもらえるように期待しております。
最後に
最後に本コラムがスタッフの育成に悩んでいる方々の参考になり、より多くの人が成長するきっかけとなれば幸いです。