共和ゴム株式会社

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男性の罹患数1位『前立腺がん』術後対策にも。男女で取り組む骨盤底筋ケアの重要性

共和ゴムの寺阪です。

3月27日(金)に、一般社団法人「幸せな身体づくり協会」の代表・辻野和美様に、再び当社・共和ゴム株式会社にご来社いただき骨盤底筋セミナーを開催しました。

参加者は前回と同じく8名で、ヘルスケアアドバイザーの資格取得講座の前半を受講しました。

当社は従業員の76%が女性ということもあり、業務時間中に、ヘルスケアアドバイザー有資格者が各職場を巡回し、骨盤底筋群トレーニングをみんなでやっていこと思っております。

一般社団法人「幸せな身体づくり協会」辻野和美代表による骨盤底筋群セミナーです。

一般社団法人「幸せな身体づくり協会」辻野和美代表による骨盤底筋群セミナーです。

一般社団法人「幸せな身体づくり協会」辻野和美代表による骨盤底筋群セミナーです。

「骨盤底筋群」は、バケツの底が空いてる状態となっている骨盤の下にある筋肉郡のことです。
座骨・恥骨・尾骨を広く覆う筋肉ですが、基本的には小さな筋肉(インナーマッスル)、筋膜、腱、靭帯などの集合体です。
範囲が大きいのですがアウターマッスルではなく、インナーマッスル集合体でというところが他の筋肉とは大きく違うところです。

多くのインナーマッスルは大きな筋肉であるアウターマッスルが表層筋としてあり、その下に深層筋として存在することが多いのですが、この骨盤底筋群はアウターマッスルが表層筋として存在していません。よって触れるインナーマッスル郡という意味ではかなり珍しい筋肉です。

デリケートなインナーマッスル郡の表層にアウターマッスルが存在しないということで大変傷つきやすいという大きな問題があります。

骨盤底筋群の大きな役割として、

  • 排泄コントロール
  • 生殖器などの性機能
  • 出産
  • 骨盤内臓器の支持
  • 姿勢の安定
  • 呼吸との連動(腹圧運動)

など、人間の身体活動には欠かせれないインナーユニットの機能に大きく関わる重要な運動を担っております。

女性は男性よりも骨盤底筋群が衰えやすい理由としては、

  • 腸が長い
  • 子宮がある
  • 出産に備えて骨盤が広い
  • 出産によって骨盤底筋群が傷つけられる

などが挙げられます。

よってデリケートな骨盤底筋群の問題は女性問題とされてましたが、実は男性にも骨盤底筋群のトラブルが多く、
気付いていないだけに気付いた時には深刻な問題となっていたケースがあるようです。

骨盤底筋群トラブルとしては、大きく3つに分かれます。

1. 緩み・筋力低下によるトラブル

加齢や出産、運動不足、肥満などによって筋肉が薄く伸びてしまうことで起こります。

  • 尿失禁(尿もれ)

    • 腹圧性尿失禁: くしゃみ、笑う、重い物を持つなど、お腹に力が入った瞬間に漏れてしまう。

    • 切迫性尿失禁: 急に強い尿意に襲われ、我慢できずに漏れてしまう。

  • 骨盤臓器脱(POP)

    • 支えを失った膀胱、子宮、直腸などが、膣口から体外へ下がってきてしまう状態。異物感や圧迫感を伴います。

  • 便失禁・ガス漏れ

    • 肛門括約筋との連動がうまくいかず、便やガスを止める力が弱くなる。


2. 過緊張(こわばり)によるトラブル

逆に筋肉が常に力んでしまい、リラックスできない状態です。ストレスや姿勢、慢性的な痛みが原因となることがあります。

  • 排尿・排便困難

    • 出口の筋肉が緩まないため、尿や便が出しにくい、残尿感がある。

  • 骨盤底痛(慢性骨盤痛症候群)

    • 下腹部、会陰部、肛門周りなどに原因不明の鈍痛や不快感が続く。

  • 性交痛

    • 挿入時に痛みを感じたり、筋肉の硬直により不快感が生じる。


3. QOL(生活の質)への影響

肉体的な症状だけでなく、心理的・社会的な問題に発展することが多いのも特徴です。

影響範囲 具体的なトラブル内容
運動 漏れを恐れてスポーツやジョギングを控えるようになる。
社会生活 トイレの場所を常に気にしたり、長時間の外出を避ける(トイレ・マッピング)。
メンタル 自信の喪失、不安感の増大、気分の落ち込み。
美容・体型 姿勢が悪くなり、ポッコリお腹(内臓下垂)の原因になる。

国立がん研究センターなどの統計データによると、日本人男性の「がん罹患数(新たに診断される数)」において、前立腺がんは現在第1位となっています。
がん治療で前立腺を取ってしまうと、骨盤底筋群トラブルが男性にも大きく降りかかってきます。

このように骨盤底筋群トラブルは女性だけではなく、男性にも起こり得ることなので、当社内で行う骨盤底筋群セミナー・骨盤底筋群トレーニングでも、女性だけでなく男性にもしっかりと周知していきたいです。
そしてしっかりと学んだ骨盤底筋群の知識を活かして商品開発にも取り組んでいきます。

執筆:共和ゴム株式会社 ヘルスケアアドバイザー 寺阪

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