日頃より大変お世話になっております。本社インサイドセールス課の此平です。
今年も残すところわずかとなりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私自身、今年1年の活動を振り返りながら業務の整理と計画を意識し日々取り組んでおります。
今回は、弊社が保有する生産設備と、加工事例についてご紹介させていただきます。
生産設備と技術力
弊社では、さまざまな製品の製造に対応するため、豊富な生産設備を整えております。
主な生産設備の詳細については、こちら からご確認いただけます。プレス機や油圧ポンプ、裁断機などの設備に加え、社内では3DプリンターやNC裁断機を活用しており、お客様のニーズにお応えする体制を整えております。
3Dプリンターの活用による試作品の迅速化
弊社には設計部があり、設計・開発の初期段階から製品の形状や性能を評価する流れを整えています。従来、このような試作モデルの製作は外部のメーカーに依頼し、切削加工や光造形などの技術を用いていました。さらに3Dプリンターを導入したことで、社内で迅速かつ効率的に試作品を製作することが可能となりました。
これにより、従来よりも短期間での試作品製作が実現し、コスト削減にも大きく貢献しています。さらに、完成品に近い形状や質感を再現できるため、お客様に具体的なイメージを持っていただきやすく、製品開発をスムーズに進めることができるようになりました。今年も多くの案件で3Dプリンターを活用し、試作品の提供を通じてお客様の課題解決をサポートしてまいりました。
NC裁断機による多品種・小ロット対応
また、弊社が導入しているNC裁断機は、小ロットでの加工に非常に適しており、主に弊社製品である目地フォームの加工に活用されています。この設備の大きな特徴は、抜き金型が不要であることです。従来の製造方法では金型の製作が必要で、その分コストやリードタイムがかかることが一般的でした。また、NC裁断機の導入により、多品種・小ロットの案件にも柔軟に対応することが可能となりました。
例えば、特定の形状を少量で試作したい場合や、部材を迅速に製作したい場合など、CAD図面をいただければお客様の細かいニーズにも応えることができます。今年も、多様な仕様のご依頼を多数いただき、迅速かつ正確に対応することで高い評価をいただいております。
これらの設備や技術を活用し、弊社では効率的な生産体制を維持しながら、お客様に最適な製品とサービスを提供することを目指しています。また、社内での試作や加工を進めることで、コスト面や納期面でもお客様に大きなメリットをご提供できるようになりました。
今後もさらに多くのお客様に満足いただける製品づくりを行ってまいります。生産設備に関するご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。