共和ゴム株式会社

スタッフコラムstaff column

インジェクション成形機を枚方工場に導入|自動化とバリ取りレス成形への挑戦

いつもお世話になっております、枚方工場製造部の川上です。
今回は、枚方工場に新しく導入されたインジェクション成形機についてご紹介します。

この設備は、ゴム材料の投入から製品の脱型までを自動で行える成形機です。
これまで手作業で行っていた工程の一部を機械が担当してくれるため、作業の負担を減らし、より安定したものづくりにつながります。

さらに共和ゴムでは、脱型の際にバリと製品を分ける仕組みを取り入れた、バリ取りレス成形にもチャレンジしています。
現在は1製品で成功しており、今後はさらに対応できる製品を増やせるよう取り組んでいます。

インジェクション成形とは?

「インジェクション(Injection)」とは、注入射出という意味です。
ゴム成形では、密閉された金型の中に材料を圧力で流し込み、製品の形を作ります。

従来のように、材料を型の上に置いて押しつぶす方法と比べると、必要な量の材料を自動で送り込みやすいことが特長です。

分かりやすく言うと、これまでの
これまでの「材料を型にのせて形を作る方法」から、「材料を型の中へ送り込んで形を作る方法」へ変わったイメージです。
この設備が入ったことで、枚方工場では、さらにスマートで効率的な生産体制へ近づきました。

枚方工場に導入したインジェクション成形機

インジェクション成形機導入によって変わったこと

インジェクション成形機の導入によって、これまで人の手で行っていた工程が減り、作業の負担軽減につながる見込みです。
特に、材料準備や投入、取り出しなどの工程が自動化されたことで、作業者がより重要な管理や改善に集中しやすくなりました。

また、共和ゴムが取り組んでいるバリ取りレス成形では、脱型時にバリと製品を分けることで、これまで後工程で必要だったバリ取り作業の削減にもつながっています。

インジェクション成形機工程の比較

工程 以前の工程
(手作業中心)
普通のインジェクション
成型機
共和ゴムの
インジェクション
成型機工程(自動化)
改善のポイント
1. 材料準備 ゴム材料の裁断 自動供給(リボン材) 自動供給(リボン材) 裁断の手間をカット
2. 計量

整列
重量確認+箱に並べる 自動計量・自動投入 自動計量・自動投入 機械が必要分を自動投入
3. 成形準備 プレス員が材料を仕込む (工程廃止) (工程廃止) プレス員の作業なし
4. 取り出し プレス員が脱型する 自動脱型 自動脱型 機械が自動で取り出し
5. 後工程
(バリ取り)
バリ取り バリ取り (工程廃止) 後工程のバリ取り

表を見ても分かる通り、工程数が減ることでプレス作業者の負担軽減が期待できます。
また、工程がシンプルになることで、作業の安定化生産効率の向上にもつながります。

インジェクション成形機のこれからの取り組み

今回、インジェクション成形機が導入されたばかりですが、これからさらに使いこなし、技術を高めていきたいと考えています。

共和ゴムでは、これからも品質向上・省力化・生産性向上を目指し、新しい設備や技術への挑戦を続けてまいります。

共和ゴムの製品情報や加工技術については、こちらのページもぜひご覧ください。
製品についてはこちら

コラムリストnews