お世話になります。
共和ゴムの寺阪翼です。
今回は、当社のオリジナル製品である「アンカーゴムキャップN」についてご紹介します。「アンカーゴムキャップN」の「N」は、弊社設計部所属の「中村」の「N」にちなんで命名されました。こちらは、過酷な環境下での使用を想定し、優れた防水性能を備えた製品です。特に、IPX7等級の水密性を持ち、長期間にわたっての高い防護効果を発揮します。
用途としては、アンカーボルトの錆防止や凍結防止、またはコンクリート製品の孔埋め作業などに使用されます。
アンカーゴムキャップの特徴
「アンカーゴムキャップN」は、ボルトやアンカーの露出部分、コンクリート孔をしっかりとカバーし、錆や水分、外部環境からの保護を目的に設計されています。この製品は、特に雨風にさらされる屋外のインフラ設備や、景観の整備、塩害地域や寒冷地域などの環境下での使用に最適です。
「アンカーゴムキャップN」はIPX7等級の防水性能を保持しています。この等級は、特定の条件下で製品が水に浸されても内部に浸水しないことを意味します。過酷な環境下でも、ボルトやアンカーを効果的に守ることができる点が評価されています。
IPX等級とは?
IPXとは、防水・防塵性能を示す国際規格です。IPXの後に続く数字が、防水性能の等級を示しており、数字が大きいほど高い防水性能を持ちます。
「アンカーゴムキャップN」がクリアしているIPX7とは、「一時的に水深1メートルに30分間浸水しても影響がない」という厳しい基準をクリアしていることを意味します。このため、水の影響を受けやすい現場でも安心して使用できる製品です。
使用シーンと利便性
この製品は、橋梁、トンネル、ビルの外壁など、さまざまなインフラ施設に適しています。取り付けも簡単で、現場での作業効率を向上させることが可能です。また、耐候性にも優れており、長期的なメンテナンスコストを削減できます。
環境への配慮
「アンカーゴムキャップN」は、環境に配慮した材料を使用しており、持続可能な社会への貢献も大きなポイントです。長期間の使用でも、製品の性能を損なうことなく、耐久性が維持されるよう設計されています。
共和ゴム株式会社の「アンカーゴムキャップN」は、厳しい環境下での使用に耐えるように設計されています。具体的な耐久性は、製品の使用条件や環境によって異なりますが、以下の点からその優れた耐久性が確認されています。
防水性: IPX7等級の水密性を備えており、一時的な水没にも耐えられます(最大1メートルの水深で30分間)。これにより、雨や湿気の多い環境でも長期間にわたって効果を発揮します。
耐候性: ゴムの劣化を防ぐための素材が使用されており、紫外線や温度変化、湿度などの外部要因に対して優れた耐性を持っています。これにより、屋外の過酷な環境下でも長期間の使用が可能です。
耐食性: キャップのゴム素材が、金属部品の錆や腐食を防ぐための効果的な保護を提供します。これにより、金属部品の寿命を延ばし、全体的なメンテナンスコストを削減することが可能です。
これらの要素から、「アンカーゴムキャップ」は長期間にわたってその性能を維持し、さまざまな過酷な条件でも効果的に機能することが期待されています。