ハンドホールの予備菅、適切に管理できていますか?
皆さま、こんにちは。共和ゴム株式会社の此平です。
電気・通信設備の地下配管にはハンドホールが欠かせませんが、ハンドホール内の防水対策は十分でしょうか?
ハンドホールには将来の配管増設に備えて「予備菅」が設けられていますが、未使用の予備菅をそのままにしておくと、雨水や泥の侵入によって配線や設備が劣化するリスクがあります。
この問題を解決するのが、予備菅止水栓です。
今回は、予備菅の役割と、止水栓の重要性について詳しく解説します。
🔎 そもそも「予備菅」とは?その役割とは?
ハンドホールは、地下に敷設される電気・通信ケーブルの接続やメンテナンスを行うための設備です。
一般的に、配線の取り回しや将来的な増設を考慮し、複数の配管を接続できるように「予備菅」が設けられています。
🔹 予備菅を設けるメリット
✅ 将来的な増設・配管変更が容易
✅ 新しいケーブルを通す際に大掛かりな工事が不要
✅ メンテナンスの自由度が高く、コスト削減につながる
しかし、使われていない予備菅を適切に管理しないと、逆に設備を損傷させる原因になるのです。
📸 画像で解説!ハンドホールの予備菅と止水栓の重要性
① 予備菅が開いた状態
👇 この状態では、以下のリスクがあります。
⚠️ 雨水の侵入によるケーブルの腐食・絶縁劣化
⚠️ 土や泥が入り込み、ハンドホール内の作業が困難になる
⚠️ 害虫・小動物が侵入し、配線を傷つける可能性がある
特に、水の侵入は深刻な問題です。
ハンドホール内部に水が溜まると、ケーブルの絶縁性能が低下し、ショートや故障の原因になります。
この問題を防ぐためには、未使用の予備菅に「止水栓」を確実に取り付けることが重要です。
② 予備菅止水栓でしっかり防水
📷 止水栓を装着したハンドホール
予備菅に専用の止水栓(キャップ)を取り付けることで、以下のようなメリットがあります。
✅ 水や泥の侵入を防ぎ、設備の耐久性を向上
✅ ハンドホール内を清潔に保ち、メンテナンス作業をしやすくする
✅ 害虫や異物の侵入を防ぎ、配線・機器の損傷を防止
共和ゴムの高品質ゴム製止水栓は、耐久性・防水性に優れ、長期間にわたってハンドホール内の安全性を確保します。
💡 予備菅の止水対策はなぜ必要?
実際に、未使用の予備孔を放置したことで、深刻なトラブルが発生したケースも報告されています。
☑ ケース1:ハンドホール内に大量の水が溜まり、ケーブルがショート
☑ ケース2:土砂が入り込み、メンテナンス時に配線の確認が困難に
☑ ケース3:ネズミや昆虫が侵入し、ケーブルが噛み切られ通信障害発生
こうした問題を未然に防ぐために、予備管の止水対策は必須です。
✅ まとめ:予備管の管理でハンドホールの安全性を確保!
✔ 予備管は将来の配管増設に必要だが、未使用のものはしっかり密閉することが重要。
✔ 予備管を塞がないと、水や異物が侵入し、ケーブルの劣化や通信・電力設備の故障につながる。
✔ 共和ゴムの「予備菅止水栓」は、高い耐久性と防水性を備え、ハンドホールをしっかり保護!
ハンドホールの水害対策、見落としていませんか?
今すぐ、適切な止水対策を実施しましょう!
予備管止水栓対応表
予備菅止水栓は、なんでも継手だけに対応しているだけでなく、各社継手にも広く対応しているのも大きな特長となっております。
📩 共和ゴムの予備菅止水栓に関するお問い合わせ
弊社では、さまざまなサイズ・用途に対応した高品質の止水栓を取り扱っております。
施工環境に合わせた最適な製品をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。