アウターマッスルとインナーマッスルの違いを分かりやすく解説。
皆さん、アウターマッスルとインナーマッスルってご存知でしょうか?アウターマッスルとは「表層筋」とも呼ばれ、身体の表面に近い部分にあり、自分の意思で動かせる大きな筋肉のことです。
アウターマッスルの役割としては、例えば急に走ったり、重たい物を持ち上げるなど、大きな動作や瞬発的な力を発揮することです。
代表的なアウターマッスル:腹直筋、広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋群、大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋、大殿筋、大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋など。
インナーマッスルとは?
インナーマッスルとは「深層筋」とも呼ばれ、身体の深部にあり、自分の意思では動かしにくい小さな筋肉のことです。
インナーマッスルの役割は、姿勢の維持・関節の安定を担うことで、アウターマッスルの動きを内部から支え、身体全体のバランスを保ちます。
代表的なインナーマッスル:腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群、腸腰筋、深層外旋六筋、ローテーターカフ(回旋筋腱板)、小殿筋など。
また、アウターマッスルとインナーマッスルを繋ぐ「中間筋」も存在します。内腹斜筋、菱形筋、ヒラメ筋、中殿筋などが該当し、両方の特長を併せ持っています。
アウターマッスルだけのトレーニングでは不十分
世の中で「筋トレ」と呼ばれているものの多くは、重たいバーベルを上げるなど、筋肉へ高い負荷をかけるトレーニングです。これは主にアウターマッスルを鍛える運動であり、インナーマッスルにはほとんど刺激が入りません。
アウターマッスルだけを鍛えていると、見た目は強くても怪我をしやすい身体になってしまいます。
そのため、身体の土台であるインナーマッスルを鍛えることは、怪我予防や姿勢維持において非常に重要です。
インナーマッスルの役割と重要性
- 関節のぐらつきを防ぎ、安定と保護をする
- 背骨・骨盤を安定させ、体幹を支える
- 予期せぬ衝撃やバランス崩れに素早く反応して安定化させる
このように、インナーマッスルは体幹の安定と怪我予防に欠かせない「守りの筋肉」です。
インナーマッスルを鍛えるポイント
インナーマッスルを効果的に鍛えるには、アウターマッスルのように高負荷をかけるのではなく、低負荷・高回数・ゆっくりとした動作で刺激することが大切です。
なぜ低負荷が良いのか?
- 役割の違い:姿勢の維持や関節の安定が主目的であるため、持続的な刺激が有効。
- アウターマッスルの関与を減らす:高負荷では表層筋が優位に働いてしまう。
- 微細な動きを促す:小さな筋肉を正確に動かすことが活性化の鍵。
共和ゴムが開発した『Minutes Band(ミニッツバンド)』とは?
インナーマッスルに特化した日本初の超軟質ゴムバンドです。
もともとは食後の血糖値スパイクを抑える目的で開発された素材を応用しており、こんにゃくのような柔らかさで非常に負荷が小さいことが特徴です。
ゴムは「粘性」と「弾性」という相反する性質を併せ持つ素材ですが、『ミニッツバンド』は粘性を極限まで高め、無意識に大きな筋肉を使わず体の奥の筋肉(インナーマッスル)を働かせることを可能にしました。
プロアスリートのリハビリにも活用
現在、怪我を負った現役Jリーガーの方々が『ミニッツバンド』を活用し、短期間で復帰される事例も増えています。
リハビリから日常の体幹トレーニングまで、幅広くご活用いただいています。
まとめ
- アウターマッスル=動きの筋肉
- インナーマッスル=守りの筋肉
- Minutes Band=インナーマッスルに特化した超軟質ゴムバンド
低負荷で手軽に使える『ミニッツバンド』で、日常的にインナーマッスルを鍛え、健康で安定した身体づくりを始めましょう。