新機能性材料展2026は、2026年1月28日(水)から30日(金)までの3日間、東京ビッグサイト(西・南ホール)にて開催された、機能性材料の総合展示会です。
今回は展示会の概要と、共和ゴムが展示した新製品「カーボンラバー」についてご紹介します。
新機能性材料展2026とは
新機能性材料展2026は、“新しい付加価値”を創造する機能性マテリアルをテーマに、材料メーカーや加工技術者が最先端の素材・技術・製品を展示する専門展示会です。
電子部品、自動車、包装、エネルギー分野など、幅広い産業のニーズに対応する情報発信の場となっています。
また、CONVERTECHやnano techなどの展示会も同時開催され、企業間・研究者間の技術交流や新たなビジネス機会の創出が期待されました。
帝人フロンティア様ブースでの共同展示
今回の展示会では、共和ゴム単独での出展ではなく、帝人フロンティア様のブースの一角をお借りして展示を行いました。
隣には、厚さ0.115mmという極薄のカーボンペーパーが展示されており、非常に注目を集めていました。
この極薄カーボンペーパーは、カーボン繊維を均一に分散させることが難しく、高度な製造技術が必要とされる製品です。
カーボン材料に関する知識は十分ではありませんでしたが、担当者の方から製法や用途について詳しい説明を受け、理解を深める貴重な機会となりました。
新製品「カーボンラバー」とは
共和ゴムが展示した製品は、新製品の**「カーボンラバー」**です。
一般的にカーボンラバーというと、ゴムにカーボンを練り込み、導電性を付与したゴム材料をイメージされることが多いかもしれません。
しかし、弊社のカーボンラバーはそれとは異なります。
本製品は、カーボン層とゴム層の二層構造を一体成型したハイブリッドゴムシートです。
カーボン面:高い導電性
ゴム面:高い絶縁性
というように、表裏で全く異なる機能を持つ機能性材料となっています。
想定用途と展示会での反応
カーボンラバーはプロダクトアウト型で開発された新製品のため、今回は市場ニーズの調査も兼ねた展示となりました。
展示会では多くの来場者に関心を持っていただき、以下のような用途提案もいただきました。
・電子機器の基板部材
・スイッチや接点部品
・導電・絶縁を両立した機能性シート用途
実際の現場目線でのアドバイスをいただけたことは、今後の製品開発において非常に有益でした。
異素材×ゴムによる新たな可能性
今回の新機能性材料展2026への参加を通じて、ゴムや樹脂だけでなく、異素材とゴムを組み合わせた材料開発の可能性を強く感じました。
これまでにない機能性材料を創出するためのヒントを多く得ることができた展示会でした。
今後も、こうした展示会で得た知見を活かし、新製品の研究・開発に取り組んでいきたいと考えています。




