共和ゴム株式会社

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角型FEP管と「角型FEP用なんでも継手」の紹介です。

お世話になっております。
栃木事業所の岡本です。
私事ですが、最近ゴールデンレトリバーの子犬を飼い始めました。
手のかかることも多いですが、フワフワでとってもかわいいです。

角型FEP管とは?

従来の丸型パイプの外側リブを四角、内側を円形に形状を変化させたパイプです。
もともと東拓工業・カナフレックスが先行して販売しておりその後、未来工業・古河電工が販売を開始しているパイプです。
FEP管最大手の古河電工が参入したことにより、今後角型FEP管の使用が増えていく見込みです。

用途

無電柱化・電線共同溝・工場・大規模施設・橋梁・トンネルなどのケーブル多条配管に使用するパイプです。
サイズ展開は当初、50・81・100の3種類でしたが、現在では50・75・81・100・130・150の6サイズとなっております。
75はトンネル監査廊。81は河川土木など、使用場所によるサイズの使い分けがあります。
 

メリット

・外観が四角なので、管の上に直接乗せたり、管同士を密着することで多条多段配管が簡単。
・多条多段配管の際、管同士が密着するためコンパクトになり掘削の幅・深さを浅くできる。
・パイプ同士が密着することにより、強度・耐震性に優れている。
など多数のメリットがあります。

デメリット

・ハンドホールやC.C.BOX製造時に、角型FEP管に合わせた形状での「箱抜き」と言われているハンドホール側面に窓のような穴をあけなければいけない為、受注生産となり在庫ができないためハンドホールの製造に時間がかかる。
・「箱抜き」後に角型FEP管を接続するベルマウスをボンド等で接着しなければならない。
・上記2点の理由から、ハンドホール・C.C.BOXの納期が大幅にかかってしまう。
 

そんなデメリットを打ち消す製品が「角型FEP管用なんでも継手」です。


・「角型FEP用なんでも継手」は従来の丸型での削孔で取付が可能。
・在庫のハンドホールが使用できるため、納期待ちを解消。
・難燃性
・高い止水能力(水圧0.05MPa×5分 漏水無し)
・様々な壁厚に対応。
・あらかじめ受け継手を取り付けたハンドホールを納入できるため、現場では外側からの作業だけで接続できる。
・工具、接着剤不要。ワンタッチで接続完了。(いちど差し込むと抜けません)
・東拓工業製「角型TACレックス」、古河電気工業製「角型エフレックス」の2社に対応。
 
角型FEP用なんでも継手」は施工業者様やハンドホールメーカー様よりご好評をいただいております。
大型物件でも数多くご使用いただいております。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
 

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