先週は丸々1週間、中国出張に行って参りました。
弊社の工場でゴムの射出成型機を導入することを検討しており、その成型の様子を見せて貰いに中国の協力工場へと足を運びました。
おかげで様々なことを学ぶことが出来ました。

中国の上海に到着。まずは少し不安でしたが、生牡蠣にチャレンジしました。
味は非常においしく、新鮮で翌日以降も全く問題なかったです。
ゴムの射出成型を見に安徽省へ
早速安徽省へ移動。安徽省は長江と淮河という巨大な川に挟まれていて、中国に大きな影響を与える地域です。
その影響力から人口は6000万人を超え、特に合肥という都市には、未来技術の拠点となっており、注目されています。
そんなこんなで工場に到着。


射出成型機械や大型プレス機械を見せて頂きました。…ここまで大きな機械はそうそう日本では見られませんね。


そのほかにもゴムの練機(A練、B練どちらも行える)や様々な材料があって、やりたい放題なご様子。一体いくら投資したらここまでの工場にできるのだろう…。
プラスチックの射出成型を見に浙江省へ
次はプラスチックの射出成型機械を見に浙江省へ移動。
浙江省という名前は「銭塘江」という川の名前から来ており、新鮮な魚も食べることが出来ます。また、世界的企業のアリババの本社が杭州市にあり、創業者の馬雲さんの出身地でもあります。あとは、紹興酒の産地でもあります。
工場に到着。

金型がきれいに並んでいます。 こちらの工場は、もともとは金型屋からのスタートでしたが、社長がなにを思ったのか射出成型機を突如購入し、プラスチックの成型分野に進出。今では弊社にとって欠かせない存在となっております。

ゴムの射出成型は縦割れが多いのに対して、中国の射出成型は横割れがメインです。今回日本で導入を検討しているゴム射出成型は横割れである為、情報収集。

製品になれなかった不良品達…。良品をつくまでにこれだけの不良を作らなくてはなりません。

この一個の製品のためにこれほど重たい金型を…。射出成型の金型はどうしても重くなってしまいます。
さいごに
様々な質問をぶつける機会を得られて非常に有意義な中国出張でした。
ここでは話せない情報の交換も多々行うことが出来、多くの知見を得ることが出来ました。この知識を生かして営業活動に勤しみたいと思います。
また機会があれば来たいと思っています。
                
                                        
                                        
                                        
        
                    