ハンドホールとマンホールの違い|用途・構造・役割を比較!ハンドホール用継手も解説
皆さんは「ハンドホール」と「マンホール」の違いをご存じでしょうか?
どちらも道路や歩道で見かけることが多く、地下に設置される設備という共通点があります。そのため、「名前が違うだけでは?」と思われる方も少なくありません。
しかし、実際には用途・構造・大きさ・人が入れるかどうかなど、多くの違いがあります。
また、電力設備や通信設備などの地下インフラには欠かせない設備であり、安全で快適な生活を支える重要な役割を担っています。
今回は、ハンドホールとマンホールの違いを分かりやすく比較しながら、共和ゴム株式会社の主力製品であるハンドホール用継手についてもご紹介します。
まずは結論!ハンドホールとマンホールの違い
最初に、それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 項目 | ハンドホール | マンホール |
|---|---|---|
| 主な用途 | 電線・通信ケーブルの接続や点検 | 下水道・水道・ガスなどの保守点検 |
| 人が入る | 基本的に入らない | 人が入って作業する |
| 大きさ | 比較的小さい | 比較的大きい |
| 設置場所 | 歩道・道路・敷地内など | 道路・下水道など |
| 主な設備 | 電力・通信・信号設備 | 下水道・水道・ガス設備 |
一番大きな違いは、人が中に入って作業することを前提としているかどうかです。
マンホールは作業員が中へ入り、点検や補修作業を行います。一方、ハンドホールはケーブルや配管の接続・分岐・点検を目的としており、基本的には人が内部へ入る構造ではありません。

ハンドホールとは?
ハンドホールとは、地下に埋設された電線管や通信ケーブルを接続・分岐・点検するための設備です。
道路や歩道、工場、商業施設、学校など、さまざまな場所に設置されており、普段はコンクリート製や樹脂製の蓋で覆われています。
近年では、通信ネットワークの整備や無電柱化の推進により、ハンドホールが活躍する場面はますます増えています。
ハンドホールの主な役割
- ケーブル同士を接続する
- 配管を分岐する
- メンテナンスしやすくする
- ケーブルを保護する
もしハンドホールがなければ、地下のケーブルを点検するたびに道路を掘り返す必要があります。
そのため、ハンドホールは地下設備の維持管理に欠かせない存在といえます。
ハンドホールはどんな場所に設置される?
ハンドホールは私たちの身近な場所に設置されています。
例えば、
- 歩道
- 車道
- 公園
- 工場
- 商業施設
- 学校
- 病院
- 駐車場
など、電気や通信設備が必要な場所で幅広く利用されています。
普段は気付かなくても、「HAND HOLE」や「通信」「電力」などと表示された蓋を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

ハンドホールは地下インフラを支える重要な設備
現在では、電気・インターネット・電話など、私たちの生活に欠かせない設備の多くが地下に埋設されています。
これらのケーブルを安全に保護し、点検や交換を容易にするために欠かせないのがハンドホールです。
さらに近年は、景観向上や防災対策を目的とした無電柱化が全国で進められています。
無電柱化では地下に多くの配管や通信ケーブルが設置されるため、ハンドホールの重要性はこれまで以上に高まっています。
マンホールとは?ハンドホールとの違いを詳しく解説
マンホールとは?
マンホールとは、人が地下へ入り、点検や補修作業を行うための設備です。
主に次のようなインフラ設備に設置されています。
- 下水道
- 上水道
- ガス管
- 雨水排水設備
マンホールは、地下に埋設された設備の維持管理を行うために必要不可欠な設備です。
内部には作業員が安全に出入りできるよう、はしごが設けられているものも多く、定期点検や補修工事の際に活用されています。
ハンドホールとマンホールの違いを比較
名前が似ているため混同されやすい設備ですが、それぞれ役割は大きく異なります。
| 比較項目 | ハンドホール | マンホール |
|---|---|---|
| 主な目的 | ケーブル・配管の接続、分岐、点検 | 人が入り設備を点検・補修する |
| 人が入る | 基本的に入らない | 入る |
| 主な設備 | 電力・通信・信号 | 下水道・水道・ガス |
| 大きさ | 小型~中型 | 中型~大型 |
| 設置場所 | 歩道・駐車場・工場・施設など | 公道・下水道施設など |
ハンドホールは設備を守る箱、マンホールは人が作業するための出入口と考えると違いが分かりやすいでしょう。
ハンドホール用継手とは?
ハンドホールには、多くの電線管や通信管が接続されています。
このとき欠かせない部品がハンドホール用継手です。
ハンドホール用継手は、ハンドホール本体と、波付硬質ポリエチレン管(FEP管)などを接続するための部品であり、地下設備を安全かつ確実に施工するために重要な役割を担っています。
もし継手が適切に施工されていなければ、
- 配管のズレ
- 土砂や異物の侵入
- ケーブル保護性能の低下
- 長期使用時のトラブル
などにつながる可能性があります。
そのため、地下設備では継手の品質が非常に重要になります。
ハンドホール用継手の役割
ハンドホール用継手には、次のような役割があります。
電線管を確実に固定する
FEP管をしっかり接続することで、施工後のズレや抜けを防止します。
また防水性能があるため、土中・外部から管路内への浸水を防ぎます。
ケーブルを保護する
配管の端部でケーブルが傷付くことを防ぎ、長期間にわたり安定した設備環境を維持します。
地下設備の耐久性向上
地下設備は長期間使用されるため、継手にも材質劣化・長期防水性など様々な耐久性が求められます。
品質の高い継手を使用することで、設備全体の信頼性向上につながります。
共和ゴム株式会社のハンドホール用継手
共和ゴム株式会社では、長年にわたりハンドホール用継手「なんでも継手」を製造・販売しています。
各社FEP管で、同じ口径サイズでも、各社で寸法が変わってますが、当社製「なんでも継手」は、水膨張不織布を使い、瞬時に隙間を埋めることができるため寸法が違う各社FEP管でも対応できるようになっております。
地下インフラを支える部品として、多くの現場で採用されており、電力設備や通信設備など幅広い分野で使用されています。
ハンドホール用継手は完成後に見えなくなる部品ですが、見えない場所だからこそ品質が重要です。
地下設備は一度施工すると長期間使用されるため、施工性・耐久性・信頼性を兼ね備えた製品が求められます。
水密性能、耐久性などについても、高い安全率を設定し、想定以上のことが起こっても大丈夫なように各種試験をした上で製品化しております。
このように共和ゴム株式会社では、長年培ってきたゴム製品づくりの技術を活かし、地下インフラを支える製品を提供しています。

地下インフラを支える「見えない主役」
普段目にすることは少ないハンドホール用継手ですが、地下では電線管や通信管を確実につなぎ、社会インフラを支える重要な役割を担っています。
電気や通信が当たり前に使える生活の裏側には、このような「見えない部品」の存在があります。
ハンドホール本体だけでなく、その性能を支える継手にも目を向けることで、地下インフラへの理解がさらに深まるのではないでしょうか。

近年では、景観向上や防災対策を目的とした無電柱化が全国で進められています。無電柱化では地下に多くの電線管や通信ケーブルが設置されるため、ハンドホールの重要性はこれまで以上に高まっています。
詳しくは国土交通省「無電柱化の推進」をご覧ください。
国土交通省「無電柱化の推進」
よくある質問(FAQ)
Q1. ハンドホールとマンホールの一番大きな違いは何ですか?
一番大きな違いは、人が中に入って作業をするかどうかです。
マンホールは作業員が地下へ入り、点検や補修を行うための設備です。一方、ハンドホールは電線や通信ケーブルの接続・分岐・点検を目的としており、基本的には人が内部へ入る構造ではありません。
Q2. ハンドホールはどのような場所に設置されていますか?
ハンドホールは次のような場所に設置されています。
- 歩道
- 車道
- 工場
- 商業施設
- 学校
- 病院
- 公園
- 駐車場
電気や通信設備が必要な場所で広く使用されており、普段は地面の蓋しか見えませんが、私たちの生活を支える重要な設備です。
Q3. ハンドホール用継手はなぜ必要なのでしょうか?
ハンドホール用継手は、ハンドホール本体と電線管を接続するために使用されます。
継手を使用することで、
- 電線管をしっかり固定できる
- ケーブルを保護できる
- 配管のズレを防止できる
- 地下設備の耐久性向上につながる
など、多くの役割を果たしています。
Q4. ハンドホール用継手はどんな設備で使われていますか?
ハンドホール用継手は、さまざまな地下インフラ設備で使用されています。
例えば、
- 電力設備
- 通信設備
- 信号設備
- 工場設備
- 商業施設
- 公共施設
など、多くの現場で活躍しています。
まとめ
今回は、「ハンドホールとマンホールの違い」についてご紹介しました。
最後にポイントをまとめると、
- ハンドホールは電線や通信ケーブルを接続・点検するための設備
- マンホールは人が地下へ入り点検・補修を行うための設備
- 用途や構造、役割は大きく異なる
- ハンドホールにはハンドホール用継手が欠かせない
- 継手は地下インフラの安全性や耐久性を支える重要な部品
普段目にすることは少ない設備ですが、電気や通信が当たり前に利用できる生活の裏側では、多くの設備や部品が社会インフラを支えています。
その中でも、ハンドホール用継手は地下設備の品質や耐久性を左右する重要な部品です。
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